とにかく好き!って言いたい星人

〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜

焦燥感でおかしくなりそうになった時に心がけていること

3日ほど前に、久しぶりに焦燥感に襲われてパニックになりそうになりました。

 

不安と恐怖で押しつぶされそうになるあの感覚は

やっぱり何度経験しても慣れることがないですね。

怖かった怖かった…。

 

どうして急にまたこんな風になってしまったのだろうと

原因を考えてみたところ

抱えているマルチタスクが多かったのだと思いました。

数えてみたら4つありました。

(私にとっては4つでも多い方なのです…)

 

 

「何日までにこれをやらなければいけない」という期限があるものが重なってしまっていました。

郵便局に行って郵送手続きをする、

図書館に本を返却しに行く、等。

別に大きくない用事ばかりですが、それがチリツモになると

キャパオーバーでペシャンコになってしまうのが私なんです…困ったもんだねこりゃ

 

 

頭では分かってるんです。

 

一個ずつ片付ければいいし、難しければ誰かに助けを求めればいい。

 

そう分かっているのに心は

「果たしてそれをこなせるかどうか、自分にやれるだろうか」

「できなかったらどうしよう」「できないのは嫌だ」と

不安でいっぱいになってしまうんです。

 

この時いつも厄介だな、と思うのが

極度に不安状態になると泣いたり怒ったり、感情をちゃんと表に出すことができなくて

内に溜まってしまうことですね。

 

悲しかったり辛いことがある時は

泣いたりして自分の感情を涙として外に出せると

それだけで安心できたり、少しスッキリしたりすることができます。

 

でも不安に関しては漠然と不安に襲われるだけで

「どうしよう」から涙や怒りの感情は出てきません。

外に出にくく、不安な気持ちの発散がしにくい。

とても厄介です。

 

なので今回焦燥感でいっぱいになり

パニックに陥りそうになった時に私が個人的に心がけていること3つ。

ご紹介したいと思います。

 

 

🌸⒈自分が何が嫌で不安に思っていることは何か一つずつ挙げていく

 

不安になると先ほど書いたようにとにかく漠然と大きく焦りに囚われていることが多いので

一個ずつ「こういうことが不安」「できなかった時こうなるのが嫌だ」など

自分の中にある不安をまずは明らかにして

自分の目で見れるようにするといいですね。

 

メモに書いて文字化したりすると自分でも

「あ、いっぱいあると思ったら意外とこれだけしかなかった」なんて驚くことも多くあるもんです。

 

パニック状態になると盲目的になってしまっているので

まずは自分でいくつ不安なことがあるのか知ることで少しずつ冷静になっていくことが出来ます。

 

🌸⒉その中からすぐ片付けられそうなものはあるかゆっくり見直す

 

その不安な子たちの中から

「すぐに片付けられそうなもの」

「誰かに助けてもらって代行してもらえそうなもの」

「やりたいけど今回は諦めれそうなもの」

など

自分の抱えている大きくなってしまったお山を

一個ずつ小さくしていけないかゆっくり少しずつ考えます。

 

ちっちゃい時、砂場でやった砂山崩しみたいなイメージ🌿

 

両手で不安な砂山をゆっくり減らしていく💡

 

全部自分でちゃんとやりたいしこなしたいと思って

多く抱えすぎちゃってるケースが多いので

 

その不安なことリストの中から取捨選択して

(自分でやれそうなもの)

(難しいから誰かに助けてもらって代わりにやってもらえそうなもの)

と分けたりして

どんどん細かくちっちゃくしていきます。

 

でもこういう時の自分の心情としては

「前に進みたいけどやれないかもしれない、

でも後退もしたくない、

だからと言ってこの場に留まっているのも辛い」という

 

もう前後左右身動き取れない状態に陥っていることが多いので

この取捨選択がなかなか難しいし

決めるのが結構辛かったりする笑

 

でもね、結局はどれかを

自分の荷台からおろすしかない…

縋り付いてる何かをおろしてあげて軽くしてやると途端に楽になれますからね。

 

自分で自分を重くしちゃってることが本当に多い^^;

 

私も今回はやりたかったことを一つ諦めました。

仕事をお休みしたこともありますし

どれか手放さないと軽くなれないので

何かは捨てる選択をしないと難しい場合が多いですね。

 

でもやりたいことやれなくても

またいつかやれる時は絶対あるし

お仕事を休んでもどうにかこうにか仕事って回るものだし

絶対大丈夫なことしかないんですけどね。

こういう時の自分って見えてないことが多くなるので本当に注意したいところ。

 

🌸⒊不安な自分を無理に奮起させない。自分の不安な気持ちを感じ切ること

 

私が焦燥感でパニックになっている時に

よくしてしまっていることが

 

「大したことないことで何悩んでるんだ」とか

「そんなに不安に思うことじゃない」

「なんとか頑張ればやれるでしょ」

 

など

今不安の海にドボンと浸かっている自分に対して

強制的な言葉をかけて無理矢理引っ張りあげようとしてしまうこと。

無理に消化しようとしてしまうことです。

 

これ本当に無意識の内によくしてる。

 

「気にしすぎだし大したことないし大丈夫だって!」みたいな

自分が今抱えている不安な思いと正反対な言葉をかけてしまうと

より沼に引き摺り込まれてしまって、良かったことがあんまりなかった。

 

なのでこういう時は

無理に安心させる方向に引っ張らない。

不安のお家にいたがるようだったら、気が済むまでそこに自分をいさせてあげる。

 

そして口に出させてあげる。

 

「不安〜!すっごい不安〜!恐い〜!できないかもしれないから恐い〜!でもちゃんとやりたい〜!!!」

 

など実際に声に出して

不安をいっぱい感じさせてあげる。感じきってあげる。

 

そうやって不安な思いを十二分に感じきってあげて、不安が限界突破すると

意外にあとはもう少しずつゆっくり下降していって

だんだん落ち着いていく。

 

歳重ねてくると

自分の感情にジャッジしちゃったり

「そんなこと言ったって考えたってしょうがないじゃないか」って

自分の中のえなりくんが出てきて強制終了させようとしてくるので

 

もう目一杯不安に思ったらいいし、焦ったらいいんですよね。

無理にストップさせようとするから余計苦しくなる。

不安な自分に身を任せてみる。どうにでもしてくれ〜状態になってみる。

 

で、こういう時って自分の中のリズムとかスピードがめちゃくちゃ速くなっちゃってて

実際私も呼吸がすごい浅くなっちゃってたので

腹式呼吸はマストですね。

とにかくゆっくりゆっくり、少しずつ。

 

やれなくってもいいじゃないか、くらいのスタンスで🌿

 

そうするとちょっとずつ

パニックから距離を取れるようになっていきます。

 

 

これだけキャパオーバーになる前に

自分で「あ、私結構疲れてるしキツイかも」って気付ければいいんですけどね。

気づけないんですよね〜〜

 

こういう、自分のキャパシティに気付くことが下手なのも

HSP気質がある方には多い傾向らしいですね。

 

自分のHPゲージも可視化できたらいいのに^^;

 

体が動けなくなったり、心がストップかけてきて

そうなってようやく初めて

「あ、私結構疲れてるし、きつかったのかも」って気付くので

分かった時には既に遅し、ってケースだらけで本当に困る。

 

なので普段から

疲れてるって自意識が無くても逐一無理に休んで動かないようにしています。

何か予定があった次の日は何もしない日を必ず作るようにしたりして。

 

でも最近は

「やるゾォ〜〜!!!」と私の中の松岡修造が呼び起こされて

ここ連日動き回ってることが多かったので

それで多分、一気に来ちゃいましたね。

気をつけててもこれなんで。全く手がかかります私ってやつぁ。

 

 

以前、声優の神谷浩史さんが

恐いものってなんですか?っていう質問に対して

 

自分の想像力が一番恐い。幽霊とか心霊現象とか目に見えたり感じれたりするものの方がよっぽどマシ。

例えば暗闇の中に長い廊下があってそこに自分が立たされた時に

その先には一体何があるんだろうって

自分の想像力が無限に働くじゃないですか。そっちの方が僕はよっぽど恐い

 

ってお話されていたことがあって

本当にそうだよな…って今回しみじみ思いました。

 

自分の不安とか焦りとかからくる無限の想像力で

自分に殺されそうになるんですよね。

 

一度想像しだすと終わりがないから

ハマっちゃうと本当にそっち側へ行ってしまいそうで

あのパニックになった時の独特な居心地の悪さったらね。ないんですよね…

もう二度と味わいたくない…と毎回思う…

 

 

人間なので、やっぱりいつも同じ状態ではいられなくて

浮き沈みもあるので

調子が良ければ、悪い時もあって

 

そういう自分に一喜一憂せず

「あーハイハイなるほど。今の私はそういう感じね」って

焦って不安になる自分に肩でも組んで

「ま、気楽にゆっくり行こうぜ🌟」って

誰よりもまず味方になれるようなもう1人の自分で在り続けたいなって、思いました。

 

ゆっくりゆっくり、少しずつ行こう🌿🙃