とにかく好き!って言いたい星人

〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜

6年勤めた職場を辞めました。

今、車検の見積もり待ち中にお店の中でこのブログを書いています。

外はひどい土砂降りの雨です。

こうやってのんびり待ちながら時間を過ごすのもたまには悪くないですね。

 

店内で10FEETさんの「第ゼロ感」が流れていて

体がビートを刻むのを我慢することが難しい…

はぁ、スラムダンクまた観に行きたい。

🙃

 

 

さて、タイトルの通り、今年の1月いっぱいで

6年間お世話になった職場を辞めました。

 

20歳から社会に出て働き始めて、長く勤めることができず

転職ばかり繰り返していた私にとって

6年というのは最長記録の勤務年数になりました。

今までは一番長くても1年半しか持たなかった。

 

こんなに長くお世話になれたのは

私のペースで好きなように焦らず勤めさせて頂けたことが本当に大きかった。

(フリーターなのでシフト制で好きなように出勤させてもらえた)

その点に関して理解を示して頂けたことが本当にありがたかったですね。

 

一つ前の職場でストレスから体を壊し病気になってしまった私にとって

そこからの復帰をし、初めての職場だったので

不安もありながら勤め始めたこともあり

色々自分の体調と相談しながら模索しつつ、かなり思い出深い職場となりました。

 

「もう絶対に無理はしない。人にどう思われてもいいから頑張りすぎないように自分というものを今度こそ崩さないように働く」

 

と決めて入社しました。

 

長く勤めれるように、という意識を持っていた訳ではなくて

気付いたらこんなに長く年月が経っていた、という感じの方が近いでしょうか。

 

 

辞めることを決めた理由に関しては

一番の大きなきっかけが人間関係でした。

 

やはりどうしたってこの問題なくして

働いていくことは難しいですね(^^;;アセアセ

 

次に長く勤めて分かったことですが

勤務年数が長くなってくると、分からないことが減ってきて働きやすくなる分

マンネリ化してきて刺激がなくなる。

ただ淡々とその日が過ぎる。やり甲斐みたいなものが見つけられなくなってくる。

ということでした。

 

これは職種にもよると思いますし

気持ち次第でどうにでもなるだろうということも承知の上で

私はその「ただただ過ぎていく」ような感じがだんだん違和感でしょうがなくなってきてしまいました。

 

しかし不思議なことに

むしろそれは今までの私がずっと求めていたし望んできたことだったんです(^^;;2回目のアセアセ

 

「普通に働いて、普通に収入を得て、普通に暮らしたい」

 

とにかく穏便に、心が変に揺らぐような大きなこともなく

ただ淡々と、普通に働きたい。そうやって収入を得たい。

そんな働き方を望んでいたのは私だったのに

 

いざそういう状況が来て、その波に乗ってみたら

 

「あ、普通ってこんな感じなんだ。どうしよう、退屈だぞ」

 

とだんだんと感じ始めてきたのです。

 

そして

 

「私は一体いつまでここにいるんだろう。ずっとこのままただただ普通に働いて毎日が過ぎて歳を重ねて行って、それでその先、何があるんだろう?」

と思い始めました。

 

特に忙しい職場ではなかったのでマイペースにのんびりやらせてもらえて

それが本当にありがたかったのですが

だんだんと

「もっと楽しみたい、もっとワクワクするようなものに出会いたい」

と思い始めてきました。

 

6年で人ってこうも変わるのですね。

(自分のことながら驚き)

 

体を壊してリスタートを切った私が心身ともに健康になった証拠でもあるのかもしれません。

今文字を打ちながらそう気付きました。

 

人間関係で少し面倒くさいことも起こり

仕事内容にも刺激を求め始めて

自分の内面の変化も重なって

結果、辞めることにしました。

 

でも自分が感じたことは

嫌だから辞める。のではなく

もうここでの学びは終わったのだな。

私はこの暖かい安全な場所からあえて卒業するのだな、ということでした。

 

今の私はだいぶ目盛が中心に戻ってきたのだと思います。

以前はとにかく不安で自信がなくて

ずっと目盛の針がブレブレだったんです、きっと。

 

もちろん恐怖はあるし不安もある。

でもとりあえずやりたいことをやってみる。

きっとなんとかなる。

 

という根拠のない自信のようなものが今の私に湧いて来てくれたのです。

とても嬉しいことです。^^

 

やはりこれだけ長く勤めることができたせっかくの初めての職場ではあったので

あえて自分からここを離れるという決断をすることが恐かったですし

なかなか手放すことができずにいたのですが

 

ある日上司から

「あなたの働き方に納得がいかないと言っている人がいる。なんとかお互いが納得のいく形で解決する方法を考えているのだけれど」

 

との相談をいただいた。なので考えや意見を聞かせてほしい、と。

せっかくの心優しい提案だったし、寄り添って頂けて本当に嬉しく、ありがたかった。

 

でもそれを聞いて

「あ、もういいか」

と思った。

 

「もうここから離れる時が来たんだ」

と思った。

 

人間って、決心とか決断をする時って

もっと断固たる決意でもっと重く固く決意して心を決めて決断することを言うのだろうと思っていたんですけど、

違うんですね。💡

 

めちゃくちゃ軽かったです。

「コンビニ行こ」

みたいな感覚で

「あ、もう辞めよう」って。決めれました。

 

なので私にとっては辞めるというよりも

小学校の卒業を迎えるようなイメージで

 

その時が来たから、ここからまた違う中学校という

ステージの違う学び舎に私は行くんだ、という感覚になりました。

 

その方が気持ちがいいし心地が良くて

変な被害者意識みたいなものも生み出さずに

ここから去っていけるなと思えました。

 

なのでたっくさんの感謝の気持ちを込めて

たっくさんの「ありがとう」を置いて

最後の出勤日も終われました。

 

今月で最後だ、今週で最後だ、という時の方が

やはり寂しく、今まであったことなどを思い出したり

思いを馳せたりしましたが

 

実際辞めてしまった今は後悔も何もないですし、むしろスッキリ。

本当にわだかまりも何も残っていなくて

 

後ろを見ずに、これから起きてくる今だけを、前だけを見れています。

嬉しいです。

後悔がないことが本当によかった。

 

 

変化が苦手な私が

こんなにも内面が変化して

こんな風にまた違う道に進んでいくことを決断できて

 

「おお、私、まるで20歳の頃の恐いもんなし猪突猛進時代に戻ってきたみたいじゃないか」

 

なんて思ったりして、嬉しくなりました。

 

また来月、半年後、一年後、

 

私は一体何がしたいんだろう

どうしていきたいんだろう

どういう風に生きて行きたいんだろう

 

どんな道を選んで、決断して、歩いて行きたいんだろう

 

私自身のことですが、この先の私がどうなっていくのか、純粋に楽しみです。

 

とにかく笑って生きていてくれたら、それで十分なんですけどね。

 

 

次の勤め先がまだ決まってないので

もう自分の直感と感覚に任せて

導かれるまま一度やってみようと思っています。

 

焦らずに、先のこと考え過ぎずに

とりあえず今、今日1日のことに照準合わせて楽しく笑って過ごして

 

私の中にある

「これやってみたい、これに挑戦してみたい」を

存分にやらせてあげたいと思っています。

 

それが成功しても失敗しても

どちらに転んでも変わらない私でありたいなと思っています。

 

一つ終わりを迎えたということは

私の中で一つ始まるということでもあると思うので

 

楽しみです。^^