関ジャム「常田大希特集」を見た。
「常田大希特集!?絶対面白いし最高の特集じゃん!」って見る前から思ってたけどやっぱり最高に面白い60分だった。録画したものを、何回も繰り返し見てしまっている。
関ジャム
— 常田大希 - Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) 2023年5月29日
自分の特集など
恥ずかしさは天を突き破り
放送を直視出来なかったけど
テレビの前には居ました
ごめんよーありがとよー
しいなー
あらいー
たけみちー
そしてヨネーバウー
助けられてばっかりで
お恥ずかしいです
穴に隠れます
有難う御座いましたhttps://t.co/Vgdnt8RfYq #story pic.twitter.com/6pY7pskg7v
可愛すぎる世界のダイキツネタ。
この人の何とも魅力的すぎるなと思ってしまうところがこういうところ。
どこをどう見ても天才鬼才才能から生まれた音楽から生まれた楽器から生まれたような人なのに照れ屋恥ずかしがり屋ですごい人間臭くて可愛らしいんだ。
やめてよダイキツネタ…凄まじい芸術家のあなたに…赤ちゃんのような可愛さ愛おしさを感じてしまうじゃないか…やめてよ…
冒頭から「恥ずかしい」と言って持ってたサングラスかけちゃう常田さん。
そして髪の毛触ったり手がいろんなところにふわふわ動いてじっとおしゃべりできない常田さん。
時折映る指先が微かに震えているように見える場面もあり。
でも質問されたことに、慣れないながらも誠実に答えようと懸命にお話してくれている姿勢の証な気がして「ああ常田さん…」とたまらない気持ちで見ていました。
私はKing Gnuさんのファンではありませんが新曲が出る度に「おお今回はこんな曲なんだ」とチェックするバンドさんではあります。
(「泡」と「三文小説」と「傘」はよく聞いてました。特に泡。大好き。MVも最高)
っていうかアーティストさんに対してどこの領域まで行ったら「ファン」になるのでしょうか。曲聴くの好きだから色んな人雑食的に聴くけど、ファンか?と言われるとそう豪語できるほど詳しくはない人がたくさんいて。単純に好き、と言ってもいいのかしら。
でもKing Gnu兄さんたちはどこからどう見ても凄まじい音楽集団であろうことは、音楽に対して全く詳しくない私から見ても肌で感じる凄まじさがある。
バンドという垣根を超えた音楽集団。芸術家軍団。やばい人たちだということを体が勝手に理解している。
特に常田さんなんてーのは調べてなくても勝手に「常田大希のやばい経歴」として情報が入ってくる。なんか流れてくる。素晴らしくてやばすぎる音楽の経歴。なんじゃこの人はという気になる。っていうか常田大希っていう名前ももはや偉人の名前のようにしか感じられない。
米津玄師、常田大希。
声に出して言いたい美しい日本語。
日本の音楽の神様。
以前こんな記事も書いたな。
でも番組見てて感じたのが、常田さんみたいなこういう芸術家の方って言葉にできない文字化できない自分の中に渦巻くものを表現する一つの方法として音楽作ったりして表現して発信している訳で
それを口で説明して教えてくださいっていうのが少しナンセンスみたいに感じかねないところもあると思うのですが
(こちらが勝手に感じ取って受けるものを大切にしたらいいのではないかという…)
(正解も不正解もないのだから)
でもそういうことを先ほども書いたようにまっすぐに誠実さを持って正直に嘘をつかずに、一言一言紡ぐように話す常田さんに「常田さァん…(頭を抱える)」って言える口しか残らなかった…
そしてゲスト席にいらっしゃった日本音楽業界の女帝(勝手に命名)椎名林檎先生が
(っていうかゲスト席に林檎姉さんがいるってのがまずやばすぎる状況なのだが)
時折常田さんの翻訳家のように「こういうことだよね?」とか「常田くんは隠し事をしない人だからみんながいう品があるっていうことに繋がるのかなって思う」とか
パズルのピースはめてくみたいに素晴らしい言葉で空間を埋めてくれる一言が入り、もう見てて心地が良すぎて「うんうん…」「あ〜なるほど〜…」って声出さずに見るの無理だった。
常田さんと林檎先生がめちゃくちゃ共鳴し合ってんのカッコ良すぎるし芸術家の2人だからこその世界観があって、誰にも理解されなかったような部分をお互いに「ね」って言い合ってんの見せてもらえて本当下界に住む凡人女としてはありがたさしかなかった。
(あと林檎先生がおっしゃった「隠そうとしたりコントロールしようとすることが人間にとっての下品につながると思う」というお言葉沁みすぎた…まじ林檎先生…先生…)
あんまり天才とか、軽はずみに言いたくないけど、、、
天才の人にはその才能を生まれ持ったその人にしか分からない理解してもらえない孤独や寂しさってのがあるんだろうな…と。
「わかんない」って言われた学生時代の棘を抜くために「コミュニケーション取ろう」と決めたダイキツネタ…
ありがたいよ…音楽の神様がこちらに合わせようとしてくれてることがまずありがたいよ…
歩幅一緒に歩いてくれてるのありがたさしかないよ…神様って優しいんだよ…
私が大好きな「泡」を「タイアップとかではアプローチしにくい楽曲だけど本当はこういうのやりたい」って言ってたの聞いて「やって…お願い…やって…」と大声あげて伝えたくなった…
もう1人の音楽の神様、宇多田ヒカル大先生もかつて
「世間が求めるものと自分が作りたいものを両方叶えた音楽を作れてこそ真のアーティストだよ」と言葉を残されたそうですが…(カッケェ…)
音楽家さんたちっていつもそうやって擦り合わせしながら曲を一つ一つ作ってるんだなぁ…すげぇなぁ…という思いもありつつ
一方で個人的には万人受けというか、みんなが好きって言ってくれそうな曲、みんなに聞いてもらえるような曲っていうのを一切入れずに
「本当はこういうの作りたいねん…」とか「自分本位だけを詰め込んで今回は作りました」っていう楽曲を時々は作って出しちゃってもよくない?とか、無責任に思ってしまう…いいじゃん時々は…好きに作ったって…そんな簡単な問題じゃないかもしれないけどサ…いいじゃない…こちらに合わせなくても好きな歩幅でさ…歩いて欲しいよ…とか、厚かましいけど思ってしまうよ…
あと常田さんの隣に同じKing Gnuメンバーのベーシスト、新井さんがいらっしゃったのですが新井さん…新井さんも本当に素晴らしい方すぎて頭抱えるしかなかった。
存じ上げていたけど新井さんもやばい…人として、最高すぎる方すぎて。
常田さんに対しての尊敬と「常田大希のここが凄い」を俺は日本で1番語れるって本人の前で言っちゃう懐の広さ。やばいよ新井さん…新井さんだめだよ…やめてよ…
(そしてそれを隣で聞いてた常田さんの「本当に?」って微笑んでんの本当…本当…やめてよ…)
私は以前こちらの動画で新井さんのお喋りや語りのうまさ、素晴らしさ、言語化の秀逸力をかなり感じていたのですが
新井さんも本当に凄い方だ。また常田さんと違った凄まじさを持った人だなぁと思う。
シンプルに「この人のここが凄い」って同メンバーのこといやらしさなく言えて認められる人って稀有なんじゃなかろうか…
新井さんは常田さんのこと「凄すぎて稀有な人」っておっしゃってたけど、それを言える新井さんも稀有な方なんじゃないかと…
本当に心の芯から人を、ましてや同じバンドのメンバーを認められる人格者の持ち主新井さん。
新井さん絶対モテる。モテるよ新井さん。下品な言い方してすみません…でも新井さん絶対モテる…だってこんな人、誰がどう見ても魅力的だしたまらんじゃん…
脱線しちゃいますけど以前Aスタジオにゲストで井口理さんでた回でも、新井さんご結婚されてるのに「妻と俺と理の3人暮らししたい、してもいい」っておっしゃってるエピソード見て頭ふっ飛んだんですけど…何なんだよこの人…やめてよ…
(井口さんと新井さんは以前2人で一緒に暮らしてたんですよね)
(今は解消されちゃったけど、今でももう一度一緒に暮らしたいって思ってるって)
(どういうこと????(頭抱える))
入ってくる情報全てが「King Gnuやばい」っていう答えにしか行き着かなくて…はぁ…この人たちが日本で音楽発信してくれてそれを聞かせてもらえてるありがたさよ…ありがてぇ…
音楽家さんたちの持ってるものって本当素晴らしくて、普段は音楽を介してこちらはそういうものに触れさせてもらったり摂取させてもらっているけれども
お話されている声色から姿勢からリズムからテンポから、いつもは聴覚使ってその人を感じさせてもらっているものを視覚的に捉えられるからこそ得られる養分があるので、トークされてる映像を見させてもらえるの本当嬉しいなって。嬉しさで心が弾け飛びそうになりました。
あと個人的には今年の新年明けた時にどこかの屋根の上?みたいなところで井口さんが「針葉樹と広葉樹の違い」という即興曲を歌って(意味はわからないが歌声が美声すぎて笑いながら聴き惚れてしまうというカオス)。
そしてそれをカメラの手前で聞いてケタケタ笑ってる常田大希が好きすぎて何回見たか分からないのでよろしければご検索ください。きっとすぐ出てきます。
あとベンチャー企業の社長と化した井口さんが「人間っていうのは心根が大事だから」と語るその様子にこれまたカメラ手前でケタケタ笑う常田大希も最高すぎるのでよろしければ。
(結構King Gnu兄さんたちのこと見てんじゃん私)