映画「THE FIRST SLAM DUNK」観に行ってきました…
原作コミックス持っててTVアニメシリーズも全部見てきた女が
映画のネタバレを多分に含んだ感想をぶっ放していきますので
ネタバレ無理って方はぜひそっとページをお閉じ下さい…
行きます…
まず映画を観て一番思ったこと。
漫画をそのままなぞるような映画にしないでくれて
本当にありがとう…
全世界中のファンが（私も）ずっと思っていた
「全国編がアニメで見たい…山王との試合が見たい…」
というその願いを叶えてくれながらも
そこには漫画で描かれた枠外のストーリーもふんだんに盛り込んでくれていた。
映画化決定の吉報を知った時は
「山王戦やるんかな！？でも2時間であの山王戦を収めることって可能なのかな？
前後編とかで二部構成にしないと無理じゃないか？」
とか余計なこと考えていましたが
きっちり2時間の映画に中に
山王戦＋過去の回想＋漫画に描かれなかったエピソードふんだん盛り
が見事になされていました…
よく収めることができたな本当に…凄いよ…
もうマジで最高すぎた。
観終わった後の私の感想、
やばい。
凄すぎる。
凄まじすぎる。
言葉が出ない。
もっかい観たい。
でした…（語彙力ゼロ）
観終わった後の多幸感がやばいんですよ。本当に。
宇宙までぶっ放されたような
「ヤベェ、すげぇもん見ちまった…」って感じなんですよ…
一つ一つ言語化して語るのがナンセンスなくらい…
感覚的なものを与えてくれすぎて…
「あれがやばかった。ここもすげかった」っていう
語彙力ゼロの言葉しか出てこんのですよ…
でも今からそれを全部言葉にして書き起こすんですけど…
だってそれでも言いたいから…自分から発したいから…
この映画がくれたパワーがデカすぎて凄まじすぎて
どれだけそれが凄くてよかったのか一言一句間違えずに
自分の中から外に出させてあげたいんですけど
あまりにもそれが凄すぎて
できることなら身振り手振り使って
全身を使った私の動きありの感想を動画に撮って
ここに載せたいくらい…
（それされてもみんな困るヤツ）
いやー…本当にすごかった。
めっちゃ泣いた。垂れ流しで泣いた。
マスクの中、鼻水と涙でべっちゃべちゃになった。
観終わった後、すぐさまトイレに駆け込んで
「チーーーーン」何回もした…
ここ最近で見た映像作品の中で一番でしたわ…
順位付けするものでもないけど…
でも私の中でピカイチ一等賞でした…
本当に大好き…やっぱりスラムダンクが大好き…
私が見終わって帰ってきて
忘れないように感想をメモに走り書きしておいたこと
ざーーっと↓
- 限りなく実写に近いアニメーション映像
- 井上先生が言っていた「ツルッとしていたり、キラキラしていないもの」の表現が全て詰め込まれていた
- アニメ感がない。肉感、血流感、リアルしか存在していない世界
- なにこれ初めて…見たことない…
- リョーちんの兄貴のソータマジでいい奴…
- 息切らすリョーちんに「頑張った」ぎゅっと抱きしめて自分の胸にリョーちんの頭寄せるソータ…胸がきゅうっとなる
- 中1リョーちんと中2ミッチーの1on1尊い
- リョーちんと流川が2人きりで会話してるの貴重すぎて白目
- 高1リョーちん×高2ゴリの部活練習すげぇいい
- つかあの腐った先輩なんだよ…
- この関係性からの「ダンナ」呼びに変貌を遂げる2人がアツすぎ
- 試合中の選手の汗が垂れるの一つ一つ違うのやばすぎ
- 安西先生が奥様とジョギングしてるの愛しい
- そこに出くわして影から見てるミッチー切なくて抱きしめたい
- リョーちん意外にビビりで小心者
- 彩子さん「いつも飄々として見えるわよ」がこちらを代弁ありがたし
- そこからの「No1ガード」激アツ
- リョーちんのお母さんへのお手紙「母上様」愛しすぎる
- 「俺が生き残ってすみません」で涙腺崩壊さようなら
- 山王戦お母さん観に来たところでワシ画面見えなくなる
- 「いけ…いけ…」のお母さん素敵すぎて私はもう宮城家の親戚の叔母だった
- ミッチーの「俺を甦らせる…何度でもよぉ」があああ
- ミッチーかっこいいいい（最推し）
- 「炎の男三っちゃん」旗振ってる徳男泣ける
- 徳男に鉄男にミッチーは良い友達ばっかだな…
- 改めて花道の身体能力の高さ、素人ゆえのびっくり箱展開素敵すぎる
- 花道が湘北にいてくれてよかった…ムードメーカーすぎ
- 後半開始4分で20点差のゾーンプレスは映像で見てもやっぱり絶望しかなくてえぐい
- 沢北のエース感が凄まじすぎて息を飲む
- 確かにこれで魚住の桂剥き入れるのは難しいのか…
- でも客席にはいる魚住
- さすがビックジュン
- 木暮くんの「頑張れ 赤木」で目ぶって必死に応援してるの本当無理大好きすぎて泣く
- 安西先生のよー「しっ」入れてくれて感謝
- 「ドリブルこそチビの生きる道なんだよっ」でゾーンプレスくぐり抜ける描写神
- 泣いた
- 何回泣くねん
- っていうかここで10FEETさんのEDあかん良すぎる
- 音楽良すぎる耳が喜ぶ音楽をくれる
- 背中痛めた花道が本当に痛そう
- でも魂込めたプレーにマジで泣ける
- 試合のラスト20秒マジで息できない
- ここからの映像美がさらに凄まじさを帯びる
- 息が詰まる
- 漫画同様一切セリフなし凄い映像と音楽だけで魅せる
- 原作読んで展開知ってるのに心臓ヤバい鳴る
- 絶望と歓喜が交互に襲ってくる
- 残り5秒の花道だけゴール下まで全力ダッシュの花道の顔が漫画そのままで大好きすぎてまた涙腺崩壊あかん死んでまうたすけて…
- ここから怒涛の流川のドリブルにさらに死んでまう
- 「左手は添えるだけ」が声なしで口パクなのが最強演出神
- 無音でボールがゴールに入る瞬間無呼吸
- あの伝説のシーンくるか…？きちゃうのか…？（準備）
- 花道と流川のハイタッチきた伝説強すぎる唯一無二ありがたし
- 劇場中に響く手と手の乾いたハイタッチ音が見事な弾け音
- 私の頭も弾けた
- ハッて気づいて「フンっ」ってなった流川と花道に飛び込むリョーちん見て「あ、私めちゃくちゃ力入ってた」ってようやく力抜けるそれくらい夢中
- 控室に帰る山王泣き崩れる沢北
- ここで神社で「俺に必要な経験を下さい」祈願する沢北の映像が流れてその回収がされるのさらに切ない
- 沢北泣くんだ…
- でも「すぐ泣くピョン」って深津に言われてたの思い出し
- 最後どう終わるんだと思ったら
- アメリカに行った沢北の対戦相手のPGにまさかのリョータ出現で
- 私大混乱映画エンドロール感情整理つかず
- 結果「最高でした…」
こんなに見たくない箇条書きも珍しいくらいの長さ。
一つも取りこぼさず全て見てくださった方がいたら…
私とスラムダンク大好き同盟を組みましょう…（絶対やだ）
こういうこと、観に行った人とずっと語り合いたいなナァ…
私1人で観に行ったんですけど
終わった後「エ？なんで私1人で観にきたん？」って後悔するくらい
共有したくてたまらなくなる映画なんですよォ！
終わった後私の後ろにカップルがいて
お互い感想言い合ったりなんかしてて
心底羨ましくなりましたわい…
今回は宮城リョータが主軸でお話が進んでいくんですが
コミックスを読んでいる時から
「リョーちんっていつからバスケしてるのかな？
ミッチーや流川みたいに中学の頃から有名なプレイヤーだったのかな？
なんで湘北に来たのかな？」
と、あまりバックボーンの描かれなかった彼に対して
私がずっと想像するでしかなかったことが
今回の映画を観ることで、全て回収することができる全貌になっていました。
リョーちんってずっと
飄々としていて、先天的センスを持ったバスケ小僧
ってイメージだったんですが
違った…全然違った…
むしろ真逆だった…
名バスケプレイヤーの兄と一緒に
小学生の頃から努力して練習して練習して
お兄ちゃんが天国に行ってしまってから
「兄貴ほど大した奴じゃない」って周りから言われ続けて
ミッチー軍団に囲まれてリンチに遭う時も
余裕なフリしてても手は震えてて
試合前も怖くてえずいちゃったり
「そうなんだ、リョーちんって本当は
努力型でこんなに人間臭い男の子だったんだ…」
っていう、知れた感動が物凄かった。
お父さんもお兄ちゃんも亡くして
5人家族が3人家族になっちゃって
お母さんを今度は自分が支えなきゃいけないって分かってるのに
それが上手にできなくて
感情の置き所をどこにしたらいいのか
整理できなくて彷徨って泣いてもがいて。
消えないけど癒すのに時間が必要な
傷が心にずっとあって
こんなにも丁寧にしっかりと描写して魅せてくれたことが
本当に嬉しくて
そしてやはり作品としての素晴らしさを痛感せざるを得ないものを
突きつけてもらえた感じでした。
あ、思い出した。あそこが…泣けたな…
お母さんが山王戦の前日にソータの試合映像をテレビで見てて
観客として見てる小さいリョーちんが
「お母さん凄い！ソータもう20点目！」
って喜んだら横から「お兄ちゃん凄いねぇ」って知り合いに言われて
リョータ目線外しながら
「別に…キャプテンだし…」
ってちょっと膨れっ面になるの子供の愛らしさ全部詰めって感じで
それを見てる現実のお母さんが「ふふっ」て笑うんだけど
それを扉の隙間から見てるリョーちんは
「ソータを見てるお母さん」って思っちゃってるのかな？っていう勘違いとも取れるここのシーンも…泣いた…（ここまで息継ぎなし）
宮城家愛おしいよ本当に…
不謹慎な私はここにいずれ彩子さんも家族の仲間入りしたりするのかしら…とかね…思ったりして…外野は黙ってろってね…本当に幸せになれ…
あ💡あとラストのアメリカにいるリョーちん。
これだけは唯一「どういうこと！？説明kwsk！！」ってなったんですが
考察されている方がいてそれを見て納得＆腑に落ちました。
井上先生はスラムダンク奨学金という素晴らしい奨学金制度を創設していらっしゃいますが。
リョーちんもシングルマザーである環境下の中、こちらの制度を利用して高校卒業後、アメリカに渡ったのではないか…と…。
もう最高すぎじゃないか…？？
そこまでのリョーちんを見せてもらえるとは思わなくてもう本当にありがたく…
また井上先生だからこそ描けるストーリー展開だと思うのでさらに痺れました。
いやーほんとに井上先生…凄すぎます…
🏀
私は今んとこ2回観に行ってきました。
（※今んとこ）
（まだ増える可能性十二分に有りを示唆）
あんまり映画をリピートってしないんですけど…
今回に関しては一回目観てる最中から
「あ〜もうこれは絶対もう一回観るわ」って思ってたし
観終わった後、「この後すぐもう一回観たい…」って思ったし
（後ろ髪引かれる想いでこの日は帰った）
リピート不可避って感じです。本当に。
一回で終わることを我慢できないこの感動。
あのシーンがもう一度観たい、体感したいって衝動が抑えられんのですよ。
毎日「あースラダン観たい…もっかい観たい…」ってぶつぶつ言ってました笑
あとできるなら30回は観たい毎日観たい映画館に住んで毎日観たい
なので今回の映画に大影響を食らったワタクシとしましては
「エー観に行くのどうしようかな。レンタルで借りて見れればいっか」
って思ってる方がいたら
マージで「ちょっと待ってくれ！」と言いたいのです…
このスラダン、兎にも角にも
終始、空前絶後の神音楽だから…
試合中の音楽が本当にマジでやばいから…
それを体感してほしさがとめられないのです…
不意をついたシュートや、ノールックパスなどの
試合中の素晴らしいプレーがでた瞬間
映像がスローモーションになる演出がたくさんあるんですが
途端、音も水の中に潜った時の籠ったような響きに変わって
自分もそのスローな空間の中に入れてもらったような
やんばい感覚にさせてもらえるところがたっくさんあるんです。
これ本当にやばい。
何回見ても鳥肌立つ。
んで何度もこの感覚に入りたくなる。虜になる。
そして試合終盤に差し掛かってくるにつれて
音楽のボルテージも最高潮になって
もう10FEETさんの「第ゼロ感」が流れるタイミングも最高だし
もうもうもう
背もたれに背を預けてられないんす！！
もう前のめり！！
没入感が半端ないんです…！
要所要所に差し込まれるアレはギターなのかな…
もう聞いてて興奮せずにいる方が無理ってくらいの
マブい音楽がめっちゃ絶妙なタイミングで入ったりして
（10FEETのTAKUMAさんも今回劇中の音楽作ってるんですね…エンドロールにお名前あったわ…）
やっぱり映画館で音を素晴らしく体感できるあの空間で
全身を包まれながら観るのが絶対絶対絶対にいいので！！
ちょっとでも観てみたいな、って方がいたら
私が代わりにチケット代払うから
映画館に観に行って欲しい…
それくらい…本当に凄い体験ができるから…
絶対に観て…レンタル待たないで…
映画館に行って…
ということを全力でお伝えしたいのです…
これほど映画館で見なきゃ勿体無い映画もないと思うのです…
行こう…みんなでスラダン観に映画館に行こうよ…
🏀
後何より私が気になっているのが
「THE FIRST」ってことは
セカンド、サードって続いてくれますよね…？っていう期待…
やっぱり今作だけで終幕なのかなぁ。
今回はリョーちん中心だったので
次はミッチー中心、ゴリ中心、とかって
何作も制作してくれたらそれこそ最高なんですが
映画作りはそんな簡単じゃないよな…🙃＜ショボン
20年以上経って、このタイミングで映像化されただけ
幸せと思わないとバチが当たるとわかってはいるけれど
この作品の完成度の高さが
逆に「次も」を期待してしまう気持ちがやめられないんだよなぁ…
また観たい…
今だからこそ描かれるスラムダンクがまた観たい…って
強欲になってしまうのを止められないぃいい>＜
私は今回の映画を観て本当にパワーをもらって
「うああああああ私もやるぞぉおおおお」と
ゴリ並みの雄叫びをあげたくなるほど、生きる力をもらえました。
こんな作品に出会えることは滅多にないので
本当に幸せをありがとう！の思いを込めて
公式さんが感想ポストを設けてらっしゃるので
うざいくらいの熱い想いをのせたメッセージを投函しようと思っています。
映画一本は難しくても
私たち一人一人の感想が、何か違う形でもいいから
次のスラムダンクにつながってくれることを夢見て。
もう大好きだよスラムダンク。
大好きだよ湘北高校…
