とにかく好き!って言いたい星人

〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜

あなたも素敵、でも私も素敵、の精神で生きていきたいわけよ

この間、姉がいきなりこんなことを私に話し出した。

 

「誰かが誰かをすごいって褒めることは、その人は相手を上から目線で評価してすごいって言ってるってこと」

 

「上から目線で人のこと評価してるってことだよ」

 

それ、どっかで誰かも同じようなこと言ってたぞ?と思ったら

そうだ、アドラーだ。

 

 

私は数年前にこの本を読んで、めちゃくちゃにショックを受けたのである。

だって私はいつも身近な人に対しても、役者さん、アーティストさん、いろんな人たちに対しても

「すごいなぁ〜こういうところが本当に素敵だなぁ〜」と常日頃思っていたし

 

家族や職場の人たちなんかにも

「あなたにはこういうところがあって、こういうところがすごい素敵で魅力的だと思う。本当にすごいと私は思う」(熱烈ジェスチャー付き)って

何度も直接本人に伝えてきたから。

 

だからアドラーも説いている先ほど姉が言ったことと自分を照らし合わせて

 

「じゃあ私はずっとたくさんの人のことを上から目線で評価してたってこと!?」

 

っと思ったら、言いようのない気持ちになった。

そんなつもりは一切なかったけど

そんな目線に私はなっていたってこと?って思ったら自分の厚かましさに悲しくなってしまった。

 

その当時すごくショックを受けた私は

友人にその顛末を話した。

 

友人は

 

「いやでもさ、アドラーだって奥さんに『あなた素敵ね』って言われたらどうせ喜んでると思うよ」

 

という面白い返しをしてくれて、とても心がなだらかになれたのを今でも覚えている。

 

そしてつい先日、姉から再びその文言を聞いて

今の私の中に、その説いに対して当時は出なかった「今の私なり」のアンサーが出た。

 

上からとか下からとか、そういう角度がついた目線から人のことを見てる、とかではなく

 

あなたも素敵、だけど私もなかなかに素敵✨

 

というものである。

 

別にあなたはとても素敵だね、すごいね、と言った後に

わざわざ「でも私も素敵なわけ✨」と言うことはないんだけれども笑

 

心の中で呟くんです

 

「すごい人だなぁ🥰(でも私も結構すごいんだよ😎ニヤリ)」

 

そうしたらその人と自分は横並びで立ってる。(イメージ)

上とか下とかない。その人のが進んでる、自分のが後ろにいる、とかでもない。

 

同じ横並びでいられると、私は心地いい。

 

どっちが優れてる、優れてない、とかそういう優劣も必要ない。

 

あなたも最高、でも私も最高。がよくない?

口に出しててすごい幸せなんだけど?すごい好きなんだけどこれ。

お互い素晴らしいんだよ。どっちも最高な存在なんだもん。

 

お互いがお互い、等しく最高なの。

 

だって私たちには金子みすゞ先生の詩が体の中に流れているじゃないか〜

 

みんな違ってみんないい

 

小学校低学年の国語の授業で習ったよなぁ。

今でも子供たちは授業でこの詩を朗読したりしてるのかしら?

 

アドラーや姉の考えが間違ってるとか、そういうことでもなくて

彼らは彼らでその考えを持って大切にしていてよくて

 

でも私は私で、今の私の中ではこうやって思えてると何より自分が幸せだと思えるから。

私はこの形を心に留めておきたいなぁって。そんなことを思いました。

 

私のこのブログのタイトルも

 

「とにかく好き!って言いたい星人

 〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜」だし。

 

私はすぐ「すごいすごい!ここがすごい!素敵!あああ」って鼻息フンフンになっちゃうので

 

今の私の中では、そういう風に説いておきたいな。と思えるいいきっかけをもらえました。

面白いねぇ🙃

 

 

♦︎

 

 

それから今日はすごい久しぶりにお散歩に行きました。

あんなに大好きだった散歩が、ここ数日急に全然行きたくなくなってしまって

自分でも「あれ??」ってなってたんですが

今日は「行こう!」って心と体がなってくれたんで、久しぶりのお散歩。嬉しかった。

 

数日の雨を経て、久しぶりの晴天で

空気澄み切っててすごいいい香りがして太陽の光心地いいし、歩いててなんか涙が出そうになりました。

 

そしたら近くの川に白鷺さんがいました。

 

 

可愛い🥰

 

 

鷺さんを見かけると

私はついつい、大好きな宮﨑監督の「君たちはどう生きるか」のアオサギさんを思い出して

菅田将暉くんのしゃがれた声が脳内再生されます。

 

 

ズームにして撮影してるので、画質が荒いのでわかりにくいですが

本物はすっごく綺麗な真っ白の毛艶で惚れ惚れします。

ずっと外にいるのにどうして体が汚れてないの?

合成?異次元空間にあなただけいる?ってくらい純白の白色でスンゲェ綺麗なのです。

 

川の浅瀬に脚を浸からせて優雅にゆっくりぴしゃぴしゃ言わせながら歩いてるのも

なんか可愛らしくてじっと見ながら笑ってしまった。

なんだろう、なんかわからんけど可愛くて笑ってしまう。

 

でも、

宮﨑監督がアオサギを見て、嘴の中におじさんがいるアオサギを描こう、となれるその発想力がやっぱり何度考えても凄まじすぎて意味分かんなくて大好きです笑

アカデミー賞授賞式楽しみ!!!!!10年ぶりのノミネーション、本当におめでとうございます!!!!!)