私の大切な友人がこの冬、国家試験に挑戦しました。
国家試験って…あの有名な国家試験…だよね?と
あほ丸出しの返答をしてしまったくらい、そんな試験とは程遠い道を歩いてきた私にとって、その進路を進むことを決めた友人に尊敬と羨望と誇りしかない。
大学生ながら、私のことをいつも兄のように心配してくれ話を聞いてくれ見守ってくれ
「なんなんだ、こんな素敵な若者がいるだなんて本当にこれからの日本が楽しみだよ…」
と何度思ったか分からない、本当に素晴らしい若者である彼は出会った時から人間の基盤がもう構築されていて本当にしっかりしていた。
聞いたらお兄さんだという。
なるほど、妹生まれの私の面倒をそつなくこなして見てくれる訳だ…
職場で出会えたのでこのご縁に本当に感謝しているし
「こんなにお世話になって、いつかご両親に菓子折り持って感謝の気持ちを伝えたいくらいだよ」と言うとウハハといつも可愛く笑ってくれる。
そんな彼が出会った当初から私に教えてくれた、将来なりたい夢のお話。
その一歩を踏み出す試験が今月あり、もう試験当日は
「あ、今ごろ受けてるんだろうな。無事に会場には着いたのかな。頑張れ、頑張れ…」
と私の方がソワソワ落ち着かなかった。
邪魔しないように黙って見守る方がいいと頭では分かっていても
「頑張れ!」と言いたい気持ちが抑えきれず
応援の気持ちを込めて絵を描いて送った。
マーベルが大好きな彼なので私は全く無知で分からなかったけれど
「私にとってはあなたがマーベルヒーローだよ!」と今まで何度も私を掬い上げてきてくれた彼に今度は私が!!と厚かましい気持ちを込めながら描いた。
我ながら少しお気に入り^^
「やってやりますよ」とたくましいメッセージの返事が返ってきた。
でもまぁ彼のことだから、きっと大丈夫だろうと思っていたら
つい先ほど彼から改めて連絡がきた。
「自己採点して結果大丈夫でした」
な、なるほど!
今って自己採点してもう結果待たなくても自分でわかっちゃうんだ!
(↑そんなこと1ミリも頭になかった)
うわぁ〜そっかぁ〜やっぱり成し遂げちゃったんだ。すごい。本当にすごい。
…そして本当に嬉しい。
本当に( i _ i )おめでとう。
うざったいくらいの「おめでとう」を何行も打って、メッセージの返事をした。
たくさん報告しなければならない人が他にもいるだろうに、わざわざ私にも教えてくれたことも本当に嬉しかった。
その感謝の思いも込めて「ありがとう」も何行も打ってメッセージを返した。
しかしようやく試験をパスしても、ここからまた就職活動が始まっていく。
新たな試験と選択が始まっていく。
まぁなんと本当に長く大変で険しい道のりなんだろう…
私なんて試験もないただの就活だけでもヘロヘロだったのに。
心が何度もボキボキ折れてたよ。
もう社会人になんてなりたくないってずっと思ってたよ。
(しかもちょうど就職氷河期も相まって最悪だった)
就活は試験とは違って「ご縁」だから、きっと今のあなたに一番の場所へ自然と導かれると思うよ、と伝えた。
この時期はたくさんの人たちが次の新しいステージに進むために一生懸命頑張っている姿が自然と自分の中にも入ってくる季節なので、とても刺激を受け取りました。
そして頑張って頑張った大切な友人の素晴らしい一報に、私まで幸せをもらっちゃいました。
もう試験だとか、就職だとか、そういったものからは程遠いところにいる自分にとってはなんだか違う世界のお話を聞いているような気持ちになりながらも
新しい一歩を踏み出すために頑張っている姿って純粋性があって透明度があって素敵だなぁと改めて思いました。
風邪引かないように、頑張れ〜!!!
(↑完全に親戚目線での応援)