図書館で俳人夏井いつき先生の本をまた借りてきました📚
夏井先生の本はやっぱり良い〜
とってもユーモラスでパワーがあって元気が貰える〜=(^.^)=
⇩コチラ🌸
今回は啓発本を、との依頼があった際
他人様を啓発するなんて、そんな偉そうに書けないよ〜と困惑しつつ
結局上から目線の啓発本ではなく
ケーハクなケーハツ本なら書ける⭐︎と出来上がった本がこちらだそう。
しかも今回は夏井先生と、
先生の実の妹さんであり俳人のローゼン千津さんとの対談方式の本。
姉妹揃ってなんて個性があってパワフルで格好いいお2人。
「合わせ鏡のように似ている部分と水と油のように正反対の部分を持ち合わせている姉妹」
と先生が自分たちのことを表現されていたんだけど
私も姉がおり2人姉妹で、まさしくそんな感じなので
共感すぎる嵐が脳内で吹き荒れました。
「うあ〜!うちもまさしくそれだぁ〜!」←思わず叫んだ
姉妹って不思議で面白い関係性だよなぁ。
お2人が選んだ名句を解説プラス思い出話や今考えていることなど
色々織り交ぜながら対談が進んでいくのですが
分かりやすいし軽快だし
何よりやっぱりお2人がユーモアたっぷりで
クスクス笑いながらあっという間に読めてしまいました。
結構ページ数あるけど、これはスルスル読めてしまう。
お2人が話してる様子が
家族同士の会話をそのままお届けって感じで
こちらもリラックスできるからいい〜
頭を使い過ぎることなく読めるこういう感じ好きだ〜☺️
これは確かにタイトル通り
寝る前にぺらりと本を開いて読むのがぴったりだなと思いました。
中でも夏井先生の言葉で
私がとっても勇気づけられたものがありました。
「苦しくてもどこかに楽しめる部分があるかどうか自分で見極めることが大切やね。もし苦しさが勝っていたら、さっさと逃げる」
「嫌な事には近寄るな。苦しくなれば逃げろ。
無理を楽しめるほど好きな事が見つかったアナタは幸運だ!」
パワーワードだらけだなぁと読んでて心躍りました。
指針を示して下さってる感じで、今の私には嬉しく響きました。
夏井先生のお話される時の構築の仕方って
難しすぎない単語とか使いながら
でもすごく五感を織り交ぜながらお話されてる印象が強くて
会話の文章を見てて、ニュアンスみたいな
一見ことばで言い表すの、難しそうなところも
夏井先生の手腕によって分かりやすくこちらにも伝わってくるから
お話が身体に滞りなく染み込んできてとっても気持ちがいい。
やっぱり普段から見たもの感じたもの
俳句に落とし込んで昇華されてる方だから
すごく血の通ってる言葉と文章でお話されるなぁと改めて
本を読んでて何度も息が漏れちゃいました。
ふにゃり( ´ ▽ ` )
私は自分が感じたことや渦巻いた感情だったり想いが
強すぎれば強すぎるほど
「こういう感じ」とかオノマトペ使っちゃったり
言葉にすることを放棄したり疎かにしがちだから…
夏井先生のお話される様子から
言葉とか単語とかを知ってる語彙力辞典のページ数が桁違いだなぁとか
表現の幅が広過ぎるなぁとか
そういうところが素敵で私は好きだなぁと感じました。
(そういえば初めてのボーナスで買ったのが日本国語大辞典と書いてあった)
(痺れる…せんせ…( ´ ▽ ` ))
そして相変わらず素敵な夏井ご夫妻のこぼれ話もたくさんあり
むふっとしながら私も幸せな気持ちをたくさんもらっちゃいました。
本当にこんな夫婦の形、素敵過ぎて。
こうやって一緒に歳重ねていけるの、羨まし過ぎます、先生…
⇩夏井先生ご夫妻の素敵さに火吹いた記事はこちら