とにかく好き!って言いたい星人

〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜

このハードモードな時代で生きているから


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久々のけみおの語り動画。染みた〜〜〜

 

ケミたんってめっちゃギャルなんだけど

自分の言葉で難しい言葉使わずにすごい真理を突いたこういう発言をして発信してくれることに私は聞いていて安心すると共に、改めてケミたんに対しての深い尊敬の念を抱いた。

 

中でもめちゃくちゃ「うんうん!!」と頷けたのが

 

「昔に比べて私たちはSNSなどのネットを通じた人間関係もあるから本当に疲れる。」

「日本ははっきりしないで曖昧にすることが良いみたいな風潮がある気がする。」

 

この二つ。

 

仕事も辞めたし、人間が悩んだり抱くストレス上位に輝く「人間関係」が今の私はほぼ皆無なのに

でもなんだか引っかかりを感じてしまうのはなぜ?と思っていたけれど

ケミたんの発言で「あっ」となった。

 

毎日どうしてもついつい触ってしまうSNSを通じて

みんながどれだけ行動して、どんな発言をして、何を考えて、何が好きか、どういうことを言われたのか、

そういったことが指を少し動かして画面をスワイプするだけで永遠に出てきて目に映る。

 

なんだか調子がうまくいかなくて、止まることを余儀なくされた時

つい触ってしまうSNSを通じて

動いてるみんな、活動しているみんなを見て

動けない自分と比べてしまって、「みんなはこんなに活動的なのに、停止している自分」にフォーカスしすぎて

それで苦しくなってしまった時、ある。

 

私は実名でSNSを開設して、友人や知り合いと通じたりはしていないので

ケミたんのような人間関係の構築はないのでその分楽ですが

 

「昔の人は実際に会ったりしての人間関係しかないけど

 今のうちらってSNS通じての人間関係があるから

 写真投稿して何もリアクションがないと

 「あれ、なんか私変なこと書いたかな?余計なことしたかな?」

 って変に勘ぐっちゃって、せっかく投稿した写真も消したくなったりする」

 

とケミたんが言っているのを聞いて「私もあるなぁ…」と共感できてしまい。

 

私もブログやYoutubeを投稿して誰からもリアクションがなかったりするだけで

 

「あ〜なんかやっぱりあんまり私が作ったものって良くないってことだったのかなぁ」

「あーいう風にしたのが良くなかったのかも」

「良いって評価されないものを載せててもしょうがないから消した方がいいのかな」

 

とかそんなことをぐるぐるぐるぐる🌀

 

誰かのリアクションがない=良くない

みたいな勝手な方程式、作られてるところあるよなぁ。

 

自分が楽しければそれでいいのに。どうしてこういう考えがいつの間にか自分の中で生まれてしまったんだろうか。

 

SNSとの付き合い方もその都度自分と相談して適切な距離というか…

無理のない範囲のちょうどいい距離感みたいなの、模索して行った方がいいよな〜

 

誰でも発信できるからこそ素敵な出会いもあるけれど

誰でもだからこそボーダーがなさすぎて、自分を侵食されてしまっては悲しいことだよ。

 

 

♦︎

 

 

あと、「日本ははっきりしないで曖昧にすることが良いみたいな風潮」。

 

「空気を読む」っていうのがあるのは日本だけだと思う、とケミたん。

 

確かに…空気が読めないと日本では本当に冷たい視線に晒される。

 

でも表裏一体というか。

空気を読むことが必要とされる状況というか、

その方がみんなが悲しい思いをしないで済む場面みたいなのもあるし

 

それを過度に要求されて苦しくなるところもあるし

バランスかなぁ…どちらも行きすぎると辛いものがある。

 

だって日本で

「私は自分のことがすごい可愛いと思う!」とかはっきり言ったら

すんげぇことになりそう。

すごい目で見られそう。

 

なんでだよ、良いじゃねえか、自分のこと可愛くて好きなんて。良いじゃねえか。

 

でもさ、はっきりした物言いしてる人見ると、嫉妬しちゃうんだよね、

多分本当はみんなはっきり言いたいけど、それがタブーとされる空気の中で育ってきてるから

 

「私だって(俺だって)本当ははっきり言いたいけど我慢してるのに〜!お前だけ好きに言うなんてずるいよ〜!」ってなって嫉妬しちゃうんだよなぁ〜〜

 

なんか私たちって我慢させられるように育ってるっていうか

それが美徳みたいなの…ない?

言いたいこと我慢するのが大人ってもんだよ、みたいな、そういうの…

 

だから好きなようにはっきり言ってる人見ると嫉妬してイライラしちゃったりする。

こっちはこんなに我慢してるのに〜自分だけずるい〜!キー!ってなっちゃうこと、いまだにある〜

(そしてその度にハッ!🤯てなって自分を見つめなおしタイム発動する)

 

変に自分にリミッター設定してるから、人に怒れたりしちゃうんだきっと。

「こうするべき」みたいなmust思考の枷外しちゃえばいい。難しいけど。

それでお互いに楽に好きに生きれたら良い。

そうしていきたい。

 

まだまだ若いケミたんの、はっきりと思ってること言ってくれて喋ってくれて

「私はこう思うよ〜」を聞いて

改めて腑に落ちるところもあり、共感できるところもあり、

見ていてあっという間の33分動画だった。

 

日本を離れてNYで生活しながらだからこそ

アメリカの国民性、日本の国民性、

両方を肌で感じているケミたんだからこその考えはやっぱり広くて分厚い。すごい。