とにかく好き!って言いたい星人

〜これが好き!ここがすごい!あれも素敵!と、とにかく言いたい星人の私〜

「おろそかに生きてはいけない」と感じた宮崎駿監督の制作する「君たちはどう生きるか」。

大好きな大好きな宮崎駿監督の最新作が、ついに2週間後に公開となりました。

毎日「あともう少しで見られるんだ…」と思うと歓びで心がはち切れそう笑

 

そして今朝目が覚めて、以前見た宮崎監督のある一つの動画が急に頭にぽこんと浮かび上がりました。

 

 


www.youtube.com

 

 

4年前に公開された動画です。

私はこの動画がきっかけで「ハンセン病」を知りました。

そして調べることで日本人が日本人にしてきた悲惨な出来事を知りました。

あまりにも酷く辛い文章ばかりが並んでいたので、悲しみが大きすぎてその時開いた資料を全て読み切ることができませんでした。

 

私がもののけ姫に触れたのは小学校1年生の時で、作品の重厚感や凶暴さがとにかく印象的で、物語の細かい意味はほとんど理解できていなかったように思います。

どういうことなのか深くはよく分からないけれど、でも言葉にできない惹かれるものがとにかくそこにはあって、母に誕生日プレゼントで買ってもらったもののけ姫のビデオテープを何回も見ました。(フィルムコミックも買ってもらったなぁそういえば…)

 

そして大人になってこの動画を見つけて、

 

「アシタカ様とエボシ様が対峙した時にいた包帯でぐるぐる巻きにされていた人たち、あの人たちはハンセン病の患者さん達だったんだ。それを宮崎監督は描いていたんだ…」

 

その事実を知ってから改めてもののけ姫を見るとその宮崎監督の深い想いに、そしてその描写に涙が溢れて止まらなくなりました。

 

動画内で宮崎監督が涙ながらに語った「おろそかに生きてはいけないんだって、そう思いました」。

その言葉の中にある、実際にハンセン病患者さんと触れ合った宮崎監督のたくさんの時間やその時に感じたいろんなもの、いろんなこと。

一体どんな気持ちで作品に落とし込んだんだろう。

そしてそれだけ涙が出ちゃうくらいの想いがあるのに「この人たちはハンセン病の患者さんなんだ、こういう人たちが日本で一生懸命に戦った歴史があるんだ」と説明しすぎないでいれる、作品に対して平等でいれる冷静さと塩梅さ。

 

改めて凄みしか感じなくて、あぁやっぱり素敵だな好きだなぁと思いました。

 

そして「おろそかに生きてはいけないんだ」と感じた宮崎監督が「君たちはどう生きるか」というタイトルをつけた作品を今度は世に放ちます。

 

なんかそれって…すごいことなんじゃなかろうか…

だから今朝の私の頭の中にぽこん💡とこの動画の宮崎監督が急に出てきてくれたのかなぁ…わからないけど…わからないけどさ…

 

82歳の宮崎監督自身がもしかしたら自分に「どう生きるか」と問うてるのかもしれませんし、私たちに問いかけてくれてるのかもしれませんし、それは映画館に実際足を運ばないと分からないですね。一体どんな作品なのか。

それを知れるのが本当に今から楽しみですし何より嬉しいです。

 

今回は一切の情報や宣伝がありません。

特報映像もない、細かいストーリーの説明もない、

現在出されているのは一枚のポスターだけです。

 

 

この情報社会で今回の「宣伝をしない宣伝」を選択してくださったことがかなり個人的には嬉しい思いでいっぱいです。

避けようと思ってもそれがなかなか難しいくらいのこの情報錯綜社会で、情報過多な世界にいすぎると具合が悪くなることもある私にとっては嬉しい英断を下してくださったなぁと。

まっさらな状態で作品を見れるありがたさ…

 

(それでもこの人が声優として出るんじゃないか…?主題歌はこの人じゃないか…?という情報は喰らってしまいました…omg…)(本当かどうかわからないけど、憶測だけど…それさえも知りたくなかったのに喰らってしまった…omg…)(まぁいいや、しょうがない)

 

この宣伝しない宣伝に宮崎監督は心配しているそうですが、かたや鈴木敏夫Pは笑顔の様子でした。

 

eiga.com

 

本当に唯一無二の素晴らしいバディだなぁ、鈴木さんと宮崎監督は…

 

劇場で大きなスクリーンで、宮崎監督の作品を全身で浴びれるのが今から楽しみです。

 

大好きすぎて、感動の興奮のあまり、映画館で気絶しちゃうんじゃねぇかといういっそ変な恐怖心さえある笑

大好きすぎていっそ私にとっては刺激物である宮崎作品笑

今から元気な身体で整えておかないと…(゚o゚;;

 

 

でも鈴木P…前売り券は…?記念に形に残しておきたかったよムビチケみたいなの…前売り券も本当にこのまま販売しないの…?ねえ鈴木P………鈴木P……(ごねる女)